農民たちのあいだで
アナーキーについての対話
エッリーコ・マラテスタ 著
ISBN:978-4-910661-02-5
110頁 /B6変型判/並製
農民と革命家の対話で読む、アナーキズム入門の古典。
1883年、イタリアのアナーキスト革命家エッリーコ・マラテスタによって書かれた『農民たちのあいだで』は、アナーキズム入門の古典として世界中で読み継がれてきた代表作である。
物語は、農民出身の若い革命家ジョルジョと老農夫ベッペとの対話によって進む。国家とは何か。財産とは何か。なぜ働いているのに貧しいのか。社会はなぜ不平等なのか。選挙で社会は変わるのか。革命後、人々はどのように暮らすのか。
マラテスタは、こうした問いを難解な理論としてではなく、農民たちの素朴な疑問と応答を通して具体的に語っていく。労働、貧困、格差、所有、国家、宗教、自由、連帯、革命――アナーキズムの基本的な考え方が、驚くほど平易な言葉で示される。
書かれてから140年以上が過ぎた。しかし、そこで語られる問題は、まるで現代のことのようでもある。
世界中で読み継がれてきた名著、待望の現代口語訳。アナーキズムを初めて知る人にもすすめたい一冊。
(1,200円+税)
発売2026年9月16日
最後の戦争
戦争を終わらせるための戦争
ジョージ・バレット 著
ISBN:978-4-910661-04-9
72頁/B6変型判/並製
世界中で紛争がたえず、不条理な虐殺が続いている。誰が戦争を始め、誰がその代償を支払わされるのか。平和を阻むものの正体は何なのか。
第一次世界大戦の開戦直後、若きアナキスト、ジョージ・バレットがその問いに真正面から挑んだ反戦の書。
国家、愛国心、階級、貧困――バレットは戦争を生み出す社会そのものを問い、国家どうしの戦争ではなく、人々を貧困と死へ追いやる仕組みとの闘いを説く。「戦争を終わらせるための戦争」を。
日本ではほとんど紹介されてこなかったジョージ・バレットの代表的反戦論、初邦訳。
100年以上前、一人の若い労働者によって書かれたこの小冊子を読むと、大戦中の世界と現在が驚くほど重なって見える。
戦争と虐殺が続くいまこそ読まれるべき、鮮烈な反戦の一冊。
(1,200円+税)
発売2026年9月16日
アナキスト革命
ジョージ・バレット 著
ISBN:978-4-910661-01-8
48頁/A6判(カバーなし) /並製
28歳で夭折したイギリスのアナキスト、ジョージ・バレット。労働運動、直接行動、新しい社会をめぐり、アナキストの革命とは何かを平易かつ痛快に説いた入門書。
支配者を取り替えるだけではない。国家や政党に任せるのでもない。働く人々自身が社会を動かし、誰にも支配されない社会を自分たちでつくる――100年前にバレットが描いた「社会革命」とは。
軍隊生活中に本書を読み、軍隊や停車場で訳したアナキスト鈴木靖之による歴史的邦訳。
アナアキストの悪戯
伊藤野枝 著
ISBN:978-4-910661-00-1
112頁/A5 判/並製
習俗打破! 大正の世において因習にとらわれず、国や権力からも縛られずに生きようとした伊藤野校。大杉栄や仲間たちと過ごしたアナキスト時代の生活が本人の筆でいきいきと綴られる傑作選。尾行をまいたり、警察のスパイや自称愛国者をからかったり、権力にひるまずユーモアあふれるアナキストたちの悪戯な日常。毒舌通ぎる人物評など、本作では伊藤野枝のユーモア作家としての一面も発見することが出来るだろう。付録には同志、村木源次郎、和田久太郎が、虐殺事件後に彼女について書いた追悼の文章も収録。
本書は単行本未収録の伊藤野枝レア作品集です。
(1,200円+税)
発売2025年10月11日
※重版記念【特典冊子】あり
3人の作家が書く『伊藤野枝』のショートコラム
~「野枝さん」のこと~
(執筆陣)
・佐久間裕美子さん『伊藤野枝』
・高島鈴さん『伊藤野枝についてのごく当たり前の話』
・氷上アクアさん『ストリップ劇場から抵抗を込めて』
ー総ルビ版ー
大杉栄・伊藤野枝・橘宗一死因鑑定書
田中隆一 / 大杉栄 / 伊藤野枝 / 橘宗一 / 和田久太郎 / 大杉あやめ / 通天閣盛男 著
64頁/A5 判(カバーなし) /並製
関東大震災の混乱の中、官憲により虐殺された大杉栄と伊藤野枝、そして甥の橘宗一(6歳)。軍部の隠蔽により、甘粕正彦憲兵大尉の単独犯とされてきたこの「甘粕事件」は、一九七六年に発見された『死因鑑定書』によって、実際には集団暴行の末の殺害であったことが明らかとなりました。本書は、その「死因鑑定書』全文を収録するとともに、付録として『小説・死因鑑定書』、同志・和田久太郎による記事『大農大火による騒乱と奴等による逆襲ー並びに急進愛国党の出現ー』、さらに宗一の母であり大杉栄の妹でもある大杉あやめの手記『甘粕事件以後』を併録しています。生と死の先にある希望までが垣間見れる書。多くの読者に届くよう『鑑定書』は総ルビ版で刊行しました。
本書は後世にその歴史を引き継ぐために出版された書籍です。
(1,000円+税)
発売2025年10月11日
※この商品はZINEです。